こうした現状を打開するためにも、FTAのレベルアップやRCEPの締結が求められる。このうちFTAについて中国商務省の担当者は「90%を超える貿易品目の関税撤廃が実現したが、残りのセンシティビティー(重要品目)についても18年には減税が実現する。通関の利便性や検疫などについても協議を進めていく」としている。
RCEPの物品貿易分野については、すでに2回の交渉会合を実施。16カ国の代表が、関税減免の方法や原産地規則、税関手続きなどについて協議を行った。締結されれば、域内でグローバル生産された製品の関税撤廃も実現し、貿易額はさらに拡大するとみられている。(中国経済周刊=中国新聞社)