一方、ブースがにぎわいをみせていたのは春蘭集団、格力電器(グリー)、格蘭仕(ギャランツ)といった有名企業だ。
格力海外販売の張征虎副総経理は「今年1~9月の輸出は20%近い増加を記録しており、来年もこの勢いは維持できる」という。同じ家電企業でも輸出状況が大きく異なった理由については「核心技術の競争力の有無と海外での自社ブランド市場の確立が鍵。技術レベルを向上させ、労働生産率の引き上げなどによるコスト減を実現することで、価格は据え置いたまま利益を確保できる」と説明する。
ただ、今回の交易会の特徴を聞くと、両氏は「冷蔵庫や洗濯機の新たなデザイン」と回答。余販売経理は「新しい試みが出尽くした」とも話す。
しかし、江蘇春蘭輸出入の高元甲総経理は「技術レベルの向上には限界がない」と言い切り、家電業界の今後の発展の方向性はエコや省エネである点を強調している。
省エネや汚染物質排出減への流れは国内政策にも影響を与えている。新政策では、補助金対象となる省エネレベルが引き上げられるとの情報も伝えられており、実施されれば、技術力がともなわない中小企業は、生き残りが難しくなる。(国際商報=中国新聞社)