28日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発し、前日比277円49銭高の1万5727円12銭と、5月22日につけた今年最高値(1万5627円)を更新した。2007年12月12日(1万5932円)以来、約6年ぶりの高値水準。日本株は5月の株価急落で、欧米の株価上昇に対し出遅れていたが、円安によって日本企業の業績が回復、前日の米国やドイツ株が過去最高値を更新した流れを引き継いだ。日銀の追加緩和観測も市場に好感された。
平均株価は11日から約3週間で1641円(約11.6%)上昇した。円相場は28日午後5時現在で前日比50銭円安ドル高の1ドル=102円17~19銭。外国為替市場で円が対ドルで102円台を付けるのは5月29日以来約半年ぶり。
株式市場では、円安傾向が続いていることで午前中から自動車など輸出関連銘柄が買われたが、高値では個人投資家などから利益確定の売りが多く出る場面も見られた。
株高の流れを作ったのは前日の欧米市場だ。米国の11月の消費者態度指数など経済指標が好調だったことを受け、ニューヨーク株式市場ではダウ工業株30種平均の終値が前日比24.53ドル高の1万6097.33ドルと5営業日続けて史上最高値を更新。ドイツでも、与野党の大連立合意で主要株価指数が最高値をつけたことなどが材料視された。