【シンガポール=会田聡】環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の閣僚会合に日本から参加している西村康稔内閣府副大臣は7日の会合後、記者団に対し「日米で道筋を付け全体で年内妥結に向けて努力したい」と米国との合意を最優先する方針を示した。
西村副大臣は同日、ニュージーランドやメキシコ、カナダの担当閣僚らと会談。会合の会場内では米通商代表部(USTR)のフロマン代表に対し、「(農産品の重要5分野の関税維持を盛り込んだ)国会決議を踏まえないと国会承認されない」と伝えたことを明らかにした。
西村副大臣とフロマン代表は8日に正式に会談するが、全貿易品目の関税撤廃を求める米国と歩み寄ることができるかが交渉妥結の行方も左右しそうだ。