ニューヨーク株式市場の平均株価が史上最高値の更新を続けるなか、日本の個人投資家の間にハイテクをはじめとする米企業株の人気が高まっている。米金融当局が来月から始める量的金融緩和の縮小を背景に今後一段の円安ドル高が進み、ドル建てで購入した米国株の価値が高まるとの期待もある。証券各社は相次いでサービスを拡充し、販売攻勢をかけている。
「ぜひ米国株に親しんでもらいたい。我々はアジアで最も良い米国株を提供できる」
マネックス証券の松木大社長は18日、都内で開いた投資家向けセミナーでこう呼びかけた。
同社は今月、ネット証券として初めて確定申告が不要な「特定口座」での米国株取引を始めた。これまでは個人投資家が損益を計算して確定申告をする「一般口座」しか取り扱っていなかったが、税金が口座から自動的に差し引かれる特定口座の取り扱いを始め、一層の顧客開拓を進める。