上海研究グループが「PM0・5」に警鐘 粒子小さく肺の奥まで侵入 (3/3ページ)

2014.1.5 11:49

 すでに観測が進んでいるPM2・5の場合、日本の環境基準では1日の平均濃度が1立方メートル当たり35マイクログラム以下。だが中国では、これをはるかに上回る同数百マイクログラムの深刻な大気汚染が各地で連日観測されている。

 ■PM0・5

 大気中に浮遊する直径0・5マイクロメートル(1マイクロメートルは1千分の1ミリ)前後の微小粒子状物質。自動車の排ガスや工場の煤煙(ばいえん)などが発生源とされる大気汚染の原因のひとつ。大きさは、注目されている同2・5マイクロメートルのPM2・5の5分の1で、花粉の60分の1。

 復旦大学の研究グループによると、PM0・5は鼻腔や気管、肺の気管支を簡単にくぐり抜け、血液に含まれる二酸化炭素を酸素に交換する肺胞まで到達するという。既存のマスクや空気清浄機などでは十分に除去しきれない可能性がある。

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