韓国で過去最大規模の個人情報流出事件が発生し、国内に衝撃が走っている。韓国検察庁は今月初旬、地場クレジットカード大手3社で合計1億400万人分(重複データを含む)の個人情報流出があったと発表した。
韓国金融監督院によると、3社は系列銀行や他の銀行と個人情報データを共有しており、こうした銀行の個人情報1500万~2000万人分も流出した可能性がある。現地英字紙コリア・ヘラルドなどが報じた。
個人情報が流出したのはKB国民カード、NH農協カード、ロッテカードの3社。情報を持ち出したのは情報セキュリティー会社の社員で、委託業務先で個人情報をUSBメモリーにコピーし、一部を業者などに売っていたとみられている。