30日の東京株式市場では、主力株がほぼ全面安となる一方で、バイオ関連株の上昇が目立った。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方晴子研究ユニットリーダーによる新たな万能細胞「STAP細胞」開発の発表を受け、関連株に注目が集まった。
臨床試験受託大手の新日本科学は一時値幅制限の上限(ストップ高)をつけ、前日比19%高で取引を終えた。新興市場でも、東証ジャスダック上場の細胞シート再生医療開発企業、セルシードが午後の取引でストップ高となった。再生医療ベンチャーのJ・TECなども上昇した。再生医療市場の裾野拡大期待が広がった。カブドットコム証券の河合達憲チーフストラテジストは「好材料に株価が反応した。ただ、利益に結びつくかという課題もある」と指摘している。