王外相はまた、「米朝双方に深刻な信頼関係の欠如があり、朝鮮半島情勢の緊張をもたらしている」との認識を示した。また、「各方面ともに冷静さを保ち、相手に善意を示すことが大事だ」と指摘した。最近も日本海に短距離弾道ミサイルなどを発射し、挑発行為を繰り返す北朝鮮を批判せず、米朝双方に責任があるかのような言い回しとなった。
また、緊張が高まっているウクライナ情勢については、「今日の事態に至った原因があり、背後には複雑な歴史経緯と利害の衝突がある」と語り、ウクライナへの圧力を強めるロシアへの非難を避けた。その上で、「冷静さと抑制を保持し、さらなる緊張のエスカレートを避けることが急務だ」と語り、対露制裁を進める欧米諸国を牽(けん)制(せい)した。
米中関係については、「互いに領土や社会制度、核心的利益を尊重することが大事だ」と語った。オバマ大統領が最近、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と会談したことを暗に批判した形だ。