■夜間取引、消費者目線で考えるべき
--安倍晋三政権の経済政策は投資家を変えたか
「久しぶりに日本も変わるのではという期待感から、海外投資家が目を向けたことで、停滞していた市場は活況になった。しかし、企業は巨額の内部留保を抱えたままで、個人が資産のほとんどを貯蓄や現金で持っていることに変わりはない。足元では、3本目の矢とされる成長戦略が本当に実行されるのかと、市場が疑心暗鬼となっている。先行きが心配だ」
--手数料を基本的に無料とするデイトレード限定の「一日信用取引」が開始から1年を超えた
「経済原則からみたらあり得ないサービスだが、オンライン証券というビジネスモデルは(短期の取引を繰り返し売買代金が多い)デイトレーダーの取り合いとなり、陳腐化してきた。(ビジネスモデルを)もう一回再構築し、どういう形になるかは分からないものの、新しい世界でプレーしたいから始めた。一日信用に関しては矢継ぎ早に追加策を打ち出していく」
--正社員の平均で100万円の臨時賞与を4月に出す ことを決めた
「業績に連動する通常の賞与も含めると、社員の平均年俸額は3割上がる。人件費は増えるが、少数精鋭でやっているので、全体のコストからみると大きくない。私は組織より個人の論理を先行させるという発想で、『1人当たり』にこだわっている」