中国移動通信(チャイナモバイル)のパキスタン子会社であるCMPakが4月下旬、パキスタン国内の3G(第3世代移動通信システム)で最も良好な周波数帯(バンド)ならびに同国唯一の4Gバンドのライセンスを、5億1600万ドル(約526億円)で落札した。3G・4Gを併せ持つ同国でただ1つの携帯電話キャリアとなった。
中国移動の担当者は、中国新聞社の取材に対し、競売の一場面を紹介。「的確な戦略をとったことで最も手ごろな価格のバンドを落札できたことが、今回の競売の最大の収穫だった」と語った。
競売に参加したのは4社で、CMPakは最も優れている2100メガヘルツ10メガ3Gバンドと、唯一の4Gバンドである1800メガヘルツ10メガLTEバンドを落札した。
他の3社はいずれも3Gバンドは落札したものの、4Gバンドを獲得することはできなかった。
同社の落札額は3Gバンドが3億600万ドル、4Gバンドは2億1000万ドルで落札最低額だった。パキスタンで3G通信がスタートするのは初めて。
中国移動は2007年にパキスタン第5位の携帯電話キャリア、パケル(Pakel)を2億8400万ドルで買収。現在の契約者は2570万人で、同国第3位に成長している。(中国新聞社)