日銀が14日発表した4月の企業物価指数(2010年=100、速報)は前年同月比4.1%増の105.7と13カ月連続で増加した。4月の消費税増税が押し上げに寄与し、伸び率は前月の1.7%から大幅に拡大した。ただ、増税の影響を除いた指数は1.4%増の102.9で、伸び率は前月から0.3ポイント下落するなど、円安の一服で物価の押し上げが和らいでいる。
企業物価指数は国内の企業間で取引される商品の価格変動を示す。全820品目中、前年同月比較の上昇品目数は394、下落は341で8カ月連続で上昇が下落を上回った。円ベースの輸出物価は1.5%上昇、輸入物価は2.6%上昇した。
企業物価指数の前月比は2.8%増で、伸び率は34年ぶりの高水準。消費税増税の影響を除くと0.1%増で、薬価改定で病院向け医薬品を含む「化学製品」が下落したが、「電力・都市ガス・水道」や「石油・石炭製品」など「幅広い分野でじわり上昇した」(調査統計局)。