日本や米国など12カ国が参加している環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の閣僚会合が19日からシンガポールで開かれる。
甘利明・TPP担当相は19日に米通商代表部(USTR)のフロマン代表ら7カ国の閣僚と個別に会談する予定。今回の閣僚会合では大筋合意を見送る方向だが、各国との2国間交渉を加速して関税撤廃や知的財産、国有企業改革といった、意見対立が残る分野の打開策を見いだす構えだ。
甘利氏は18日、フロマン氏との会談に関し、「基本的に日米が主導して閣僚会合をリードしていくので、会合の進め方なども日米で協議していく」と述べた。
また、4月の日米首脳会談以降、日米間の協議が中断していることから、牛・豚肉など農産品5分野や自動車分野で残された課題についても事務レベルで合意に向けた協議を同時に進めていく考えも示した。