GDP6.7%増に上方修正 1~3月期、個人消費にも改善の兆し (1/2ページ)

2014.6.10 05:00

 4月の消費税増税を前に、企業が投資を積極化させたことで景気が押し上げられている。内閣府が9日発表した2014年1~3月期の国内総生産(GDP、季節調整値)改定値は物価変動を除く実質で、年率換算で前期比6.7%増と速報値から上方修正された。景気回復に伴って企業の設備投資が活発になったことが要因だ。同日発表された5月の景気ウオッチャー調査も2カ月ぶりに改善したが、増税前の駆け込み需要による反動減への懸念は依然としてくすぶる。

 「最近聞いたことのない数字の成長を果たすことができた」

 安倍晋三首相は9日の参院決算委員会で、1~3月期のGDP改定値をこう強調した。

 GDP改定値は、先月発表された速報値の年率5.9%増から0.8ポイント上方修正された。プラス成長は6四半期連続。伸び率は、東日本大震災後の復興が加速した11年7~9月期の年率10.8%増以来という高い伸びをみせた。

 上方修正の最大の要因は、企業の積極的な設備投資だ。設備投資は速報値の前期比4.9%増から7.6%増に上方修正。製造業に加え、金融業や保険業でも設備投資が伸びたことが追い風となった。

一方、消費税増税後の個人消費にも改善の兆しが見える

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