パキスタン計画・開発省は今月、新たに南部の最大都市カラチとラホール、北部ペシャワルを結ぶ1736キロの鉄道整備計画(総額36億5000万ドル)を中国側に提案し、資金面などでの協力を要請した。
同計画は既存路線の改修・近代化などを進めて、発電燃料となる石炭をシンド州からパンジャブ州へ運搬するのが目的。パンジャブ州では合計発電能力が800万キロワットとなる火力発電所6カ所の建設計画が18年完成を目指して進行中で、電力不足改善に大きく寄与すると期待されている。
同省幹部は、こうしたインフラ整備事業は雇用創出にもつながると指摘し「開発により、パキスタンは成長が続くアジア地域のなかでも、高い成長率を実現できる」と述べ、整備加速に期待を表した。(ニューデリー支局)