10銭刻みになると、200円10~90銭でも売ることができるようになる。少しでも安く買いたい投資家は199円90~10銭でも買い注文を出せるようになり、「取引コストが下がる」(東証)という。
一方で、短期売買については、個人投資家は10銭刻み銘柄を敬遠する可能性が高い。200円で買ってすぐに201円で売り、1円分の利ざやを稼ぐ手法では、最小単位の値上がりによる利益がこれまでの10分の1に減るからだ。
個人が扱わなくなる代わり、「短期では、コンピューターのシステムで大量に取引する海外機関投資家が中心になる」(大手証券関係者)との見方が強い。