7月末までに「回復」7割超 消費増税 財務局長会議で企業調査報告

2014.7.30 05:00

財務省で開かれた全国財務局長会議。右端はあいさつする麻生財務相=29日午前

財務省で開かれた全国財務局長会議。右端はあいさつする麻生財務相=29日午前【拡大】

 財務省は29日、全国11地域の財務局が実施した消費税率引き上げの影響に関する企業調査の結果を公表した。個人消費や雇用の持ち直しを背景に、9割近くの企業が駆け込み需要の反動減を「想定の範囲内」と回答したほか、「7月末までに駆け込み需要の反動減から回復する」とした企業も7割を超えるなど、強気の判断が相次いだ。

 調査は6~7月、財務省が消費税増税後の景況感をテーマに11地域の1291社から回答を得た。29日開催の全国財務局長会議で報告された。

 反動減の規模を尋ねた設問では「想定を下回る」「想定どおり」とした企業は全国平均で88%。特に東海、近畿、九州、沖縄の4地域では「想定を超えた」と回答した企業は1割にも満たなかった。

 反動減からの回復時期については「4月末まで」とした企業が全国平均で15%。「5月末まで」「6月末まで」はそれぞれ16%、23%で、10月以降まで影響が残るとした企業は1割以下だった。関東では87%の企業が7月末までには回復としている。

 また、同時に報告された2014年7月分(14年4月半ば~7月半ば)の景気判断は、全11地域で前回(1月~4月半ば)判断のまま据え置いた。駆け込み需要の反動がみられるものの、生産が底堅く推移し、雇用情勢が着実に改善していることを考慮した。

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