日本政府観光局が20日発表した7月の訪日外国人客数(推計値)は前年同月比26.6%増の126万9700人で、18カ月連続のプラスとなった。今年4月の123万1471人を上回り、単月での過去最高を更新した。3月末の羽田空港の国際線発着枠拡充や、東アジアからのチャーター便就航などが追い風となった。
単月での訪日客数は、3月から5カ月連続で100万人を超えた。この結果、1~7月の累計では前年同期比26.4%増の753万100人で、過去最高のペースで推移している。
観光庁の久保成人長官は同日の会見で「特段のことがない限り(通年では)単純計算で1200万人台に達すると期待しているし、そうなるのではないか」との見方を改めて示した。