通信2社躍進 時価総額1兆円超100社に迫る アベノミクス相場で倍増 (2/3ページ)

2014.8.23 07:15

時価総額トップ10

時価総額トップ10【拡大】

 円安を背景に、海外販売で業績を伸ばした企業の躍進が目立つ。SMBC日興証券の伊藤桂一チーフクオンツアナリストは「円高でネガティブだった海外事業が、円安への反転で本来の重要さを取り戻した」と指摘。

 トップ10の顔ぶれを見ると、首位のトヨタ自動車など8社がアベノミクス前と同じ。キヤノンと日産自動車の代わりに、KDDIとみずほフィナンシャルグループが入った。

 リーマン・ショック直前の08年8月末と比べると、業種別の明暗が鮮明だ。大型M&Aを経てソフトバンクが当時の1兆9238億円から約4.6倍に拡大した一方、薄型テレビの販売が好調だった電機では、シャープが1兆5294億円から5477億円に縮小し、パナソニックは5兆4335億円あった時価総額を約2兆円減らした。また、原発事故により東京電力は4兆991億円から6219億円に下がった。

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