このほか新疆ウイグルからロシア、ポーランドに至るルートとか、同じく新疆ウイグルからイラン、トルコを経てドイツに至るルート、さらには東北地区からベーリング海峡を渡って米国に至るルートなどが検討されているという。
最大の難関は海底トンネルの建設だろう。「沿海高速鉄道」では、渤海湾を通り抜けていかねばならない。ベーリング海峡もかねてから建設構想はあるが、幅は約85キロと長いし、最深部は40メートルを超えている。
安全性重視という事故の教訓も忘れてはならない。今年7月に中国が建設を担当したトルコの高速鉄道(アンカラとイスタンブールを結ぶ)が完成したが、開通式で思わぬ故障が発生し運転が一時ストップした。再び大事故を起こせば、夢の実現どころではなくなってしまう。