米国の景気回復への期待感から、東京外国為替市場で円安が進行している。5日の円相場は、午前の取引で一時1ドル=105円71銭と、2008年10月以来約5年11カ月ぶりの円安水準をつけた。
午後5時現在、前日比30銭円安ドル高の105円24~26銭。4日発表の米経済指標が堅調だったことを材料に、米長期金利が上昇。日米金利差の拡大が意識されたため、朝方から円を売ってドルを買う動きが優勢だった。
欧州中央銀行(ECB)による4日の利下げ決定を受け、ドルが対ユーロで買われたことも円売りドル買いの流れを後押しした。その後、米国の金融政策に大きく影響する米雇用統計の発表を前に、利益をいったん確定させるための円買いドル売りの動きが出た。