マザーズから東証1部に市場変更し、記念の打鐘に臨むサイバーエージェントの藤田晋社長=5日午後、東京都中央区【拡大】
市場変更は新規株式公開(IPO)と同じく、景況感や企業業績がいいと増える。また、東証が11年につくり、今年から該当企業が出てきた「10年ルール」も影響。これは、マザーズ上場から10年たった企業に、継続上場か2部への市場変更を選択してもらうというものだ。
同時に上場廃止基準も、2部並みに厳しくなる。東証はマザーズを、企業が1、2部に上場するまでの過渡的な役割の市場と位置付けている。
1部に上場すれば、機関投資家の投資対象になるほか、東証株価指数(TOPIX)に連動する投資信託に組み込まれるなど、売買が活発になりやすい。東証上場推進部の早瀬巧アカウントマネジャーは「上の市場に行くほど、上場のメリットをより多く享受してもらえる。『市場変更セミナー』の開催などで後押ししていく」としており、1部に移る動きは続きそうだ。