新疆初の総合保税区稼働 すでに12社入居

2014.9.12 05:00

福建省厦門(アモイ)市で7日開催された「新シルクロード発展交流会」で、新疆ウイグル自治区の発展について語るヌル・べクリ同自治区政府主席(中国新聞社)

福建省厦門(アモイ)市で7日開催された「新シルクロード発展交流会」で、新疆ウイグル自治区の発展について語るヌル・べクリ同自治区政府主席(中国新聞社)【拡大】

 2011年に中国国務院(内閣)の認可を受けて設立された新疆ウイグル自治区初の総合保税区であるアラシャンコウ総合保税区が、今年6月中旬から正式に運営を始めている。中国共産党同自治区アラシャンコウ市委員会副書記を兼任する同市の狄永江常務副市長が9月初めに語ったところによると、現在すでに12社が入居している。

 入居企業はアラシャンコウ地平線石油天然ガス、アラシャンコウ黒土地有機食品、上海添馬行物流、カザフスタン・サルブラク生物などで、倉庫・物流、食用油加工、原油加工、国際貿易などの分野にわたる。

 同総合保税区は地域の国際物流センター兼保税加工製造業拠点、ハイエンド国際ビジネスサービス先導地区として、欧州アジア経済貿易協力と地域経済の一体的成長を促進する役割を担っている。同総合保税区では国内貨物の税還付や国外貨物の保税、区内貨物取引時の増値税・消費税免除、境外貨物の出入区許可証免除や輸出入割当管理などの特別優遇政策を行っている。

 狄常務副市長によると、現在、同区ではすでに専用鉄道17本と原油貯蔵タンク2万立方メートル、標準化工場・倉庫2万5000平方メートル、鉄道物流インフラが完成しており、原油、重油、液化天然ガス(LPG)、固形有害化学物質、一般貨物など多様な貨物の積み替えや貯蔵、物流が可能だ。

 総合保税区内企業の出荷量は13万5000トン、貿易額は4億3800万ドル(約467億5200万円)、納税額は7000万元(約12億1900万円)に上り、今年は通年でそれぞれ60万トン、10億ドル、1億5000万元に達する見込み。固定資産投資は5億元超とみられている。

 計画に従い、同総合保税区は初期工程として石油・天然ガス、農業副産物、金属・鉱物製品、木材、輸出入消費財、完成車輸入の6大倉庫展示取引センターを建設する予定で、今年はこのうち石油・天然ガス、農業副産物、非鉄金属・鉱物製品、木材の4分野でスポット取引プラットホームの構築を目指している。(中国新聞社)

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