自民党の谷垣禎一幹事長は18日午前、東京都内で開かれた日本商工会議所の総会であいさつし、来年10月に消費税率を10%に再引き上げする際の景気対策として、「新たな経済対策も今後検討していかなければならない」と述べた。政府・与党は再増税に踏み切る場合、来年の通常国会などで大型の補正予算を組むことを検討している。
政府は12月にも再増税に踏み切るか判断するが、谷垣氏が経済対策に言及したことで、増税への環境整備を進めた形だ。谷垣氏は、「(税率を)10%に引き上げることは、法律上からも自明のことと理解している」と強調。ただ、再増税の判断については「今年7~9月の経済指標など景気の状況もよく見極め、経済の循環に水を差すことのないよう対応する」と述べるにとどめた。
総会には安倍晋三首相も出席し、「(秋の臨時国会で)地方の取り組みを積極的に応援する法律を用意する」と述べ、改めて地方対策に強い意欲を示した。