インドネシア 盛況自動車ショーに将来性

2014.10.3 05:00

 インドネシアで「ジャカルタ国際モーターショー」が9月に開催された。インドネシア自動車工業会の主催で今年は35ブランドが出展した。現地紙ジャカルタ・ポストなどが報じた。

 同国は東南アジア地域の自動車産業拠点を目指している。同工業会によると、今年1~8月の国内新車販売台数は前年同期比5%増の83万398台、通年では昨年並みの120万~125万台となる見通しだ。景気減速の影響で足元は伸び悩んでいるが、将来的には所得増による購買力向上で市場拡大が続くとみられている。

 モーターショーの開会式に参加したルトフィ貿易相は、同国の1000人当たりの普及台数が日本の582台、タイの179台に比べて37台と少ないと指摘。「インドネシアは成長する巨大市場であり、自動車産業にとって魅力的な投資先だ」と述べ、投資を呼びかけた。

 同国自動車市場は日本勢が強く、合計シェアは9割を超える。2012年にトヨタが13兆ルピア(約1170億円)の長期投資計画を発表したほか、9月には三菱自動車が6億ドル(約654億円)を投じて新工場建設を表明するなど、大型投資が相次いでいる。

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