共通するのは、事業の頭打ちからの脱却だ。ローソンは、コンビニエンスストアの店舗数が飽和状態にあるため、スーパー事業に新しい収入源を求めた。ミツカンも、成長が見込める海外比率を高める方針を掲げており、今回の事業買収もこの一環だ。
また、生命保険業界も構図は同じで、第一生命保険が米中堅生保を買収したのも、人口が伸びるなど今後の成長が見込める米国での展開が、今後の持続的成長につながると判断したためだ。
一方、金額ベースでは28.2%減の4兆172億円と減った。1兆円前後の大型買収がなかったことが要因とみられる。
ただ、業績の回復で、資金力が上がる国内企業が増えていることから、今後も買収件数は増える見通しだ。