北京で別荘大人気、中心価格帯は1億円 1~7月は供給132%増の2853戸 (2/2ページ)

2014.10.16 05:00

北京市朝陽区の朝陽公園近くで成功した人に向けた別荘として売られているマンション。同市郊外の緑豊かな土地で、このところ別荘の供給が増えているという(中国新聞社)

北京市朝陽区の朝陽公園近くで成功した人に向けた別荘として売られているマンション。同市郊外の緑豊かな土地で、このところ別荘の供給が増えているという(中国新聞社)【拡大】

 業界関係者は「初めての別荘購入者にとって、高すぎては手が出ないが、安すぎても品質に不安があり、600万元程度が理想的。このため開発業者は、このラインの物件を中心に建設を進めている」と指摘。

 また「現在、土地価格は上昇を続けており、低価格の別荘は(北京の)6環(第6環状道路)周辺で広めの4LDKや5環周辺の一般的なマンションと同レベルの価格だ。だが、2軒目の購入を考える消費者にとっては、別荘の居住環境や生活スタイルが魅力的に映るようだ」と指摘する。

 燕西華府の担当者は「発売前の物件ではあるが、問い合わせや見学が1日平均十数件あり、すでに購入の意向を示す顧客も少なくない」と自信を示す。

 実際、別荘の販売市場は徐々に活気づいている。データによると、北京の8月の契約戸数は前月比26.8%増の260戸、契約面積では3.6%増、契約金額で15.2%増、1平方メートル当たりの契約金額は、11.2%増の3万6384元だった。

 ◆見通しは良好

 今後の見通しについて、偉業投資顧問市場発展部の張思翼総監は「明るい」と分析する。北京では容積率が100%に満たない物件は販売が終了し、残る物件は国家政策やマクロ経済の動向に大きく影響されることはない。だが在庫物件は価格上昇を続けており自宅用、投資用ともに購入する価値があるからだ。

 業界関係者は「自然環境がセールスポイントの別荘は、孫河(朝陽区)や西山(海淀区)、奥北(昌平区)などがあるが、こうした地域の別荘はすでに価格が高騰している。それに比べ『燕西華府』のある青竜湖周辺地域は開発が遅く、低価格での提供が可能。今後の地域の発展が期待されている」と説明している。(中華工商時報=中国新聞社)

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