20日の東京株式市場は全面高の中、大幅反発した。日経平均株価の終値は、前週末比578円72銭高の1万5111円23銭と急騰した。終値としては今年最大の上げ幅となった。
終値が1万5100円台を回復したのは今月10日(1万5300円)以来、5営業日ぶりとなる。
前週末の米国株高と1ドル=107円台回復の円安ドル高により、寄り付きから急騰。今月に入って長引く下げ相場を受けて、大きく買い戻された。午前終値は、前週末比486円高の1万5018円まで上げ、午後に入っても上昇が続き、きょうの高値で取引を終えた。
取引時間中に小渕優子経済産業相と松島みどり法相が辞任したが、相場への影響はなかった。
東証1部銘柄の約99%にあたる1802が上昇した。
東証株価指数(TOPIX)の終値は、前週末比47.12ポイント高の1224.34。