農林水産省は14日、米価下落により大幅な減収が懸念される農家に対し、緊急支援対策を実施すると発表した。日本政策金融公庫のつなぎ融資を貸し付けから1年間、実質無利子化し、貸し付け条件を緩和するなど農家の資金繰りを支援。売り急ぎによる米価下落を防ぐため、長期計画で販売されるようコメの保管料なども支援する方針だ。
つなぎ融資を借り入れる場合の金利0.35~0.45%を国が負担。売り上げが前期比10%以上下落などといった借り入れ条件も大幅に緩和し、融資を受けやすくする。
コメなど農作物の価格下落で農家の収入が平年以下に落ち込んだ場合、国は減収分の一部を積立金から補うナラシ対策を実施している。ただ、支払いは来年5~6月ごろと遅れるため、それまでの資金繰りを今回の対策で支援する。