たばこ広告、「条例」で全面規制へ 販促・スポンサー活動も禁止 (2/2ページ)

2014.12.11 05:00

重慶市内で「世界禁煙デー」を翌日に控えた5月30日、禁煙を訴えかけるオブジェを手にデモ行進をする人たち(中国新聞社)

重慶市内で「世界禁煙デー」を翌日に控えた5月30日、禁煙を訴えかけるオブジェを手にデモ行進をする人たち(中国新聞社)【拡大】

 ◆メディアを監督管理

 また「条例」は、国家新聞出版ラジオ映画テレビ総局が映画やテレビドラマ、その他の番組内での喫煙シーンについて監督管理を行うことを定めている。

 規定に違反して映画やテレビ番組内で喫煙シーンを放映し、またはたばこ製品を登場させたメディアに対しては、ラジオテレビ新聞出版主管部門が期限を設けて改善を命令し、5000元(約9万6750円)以上3万元以下の罰金を科す。深刻な場合は運営停止処分とする。

 中国の「未成年者保護法」では、未成年者(18歳未満)に酒やたばこを販売することを禁止しているが、具体的な規定や処罰はこれまで定められていなかった。

 今回の「条例」は、自動販売機などの直接購入可能な全ての方法で、未成年者がたばこを購入することを禁止しており、また成人かどうかが外見で判断できない場合は、販売者が身分証明書の提示を求めることを義務付けている。(新京報=中国新聞社)

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