新発10年債の利回り、過去最低更新 原油安で日銀さらなる緩和観測 (1/2ページ)

2014.12.13 07:01

 原油安の影響で低インフレが続くとの見方が広がり、12日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債の終値利回りが過去最低を更新し、初めて0.3%台になった。原油安が続くと物価は上昇しにくくなるため、「2%の物価目標に向けて日銀はさらなる追加緩和に踏み切らざるを得ない」(市場関係者)との思惑から国債を買う動きが強まった。

 原油価格の下落はガソリンなどの値下げにつながり、本来は主要国の景気には追い風となる。

 だが、SMBC日興証券の森田長太郎チーフ金利ストラテジストは「急ピッチの原油安で、世界的にデフレ懸念が高まってきた」と分析する。

 このため、日本では、追加緩和期待が高まって「国債はさらに品薄になる」との見方から国債が買われ、金利が低下(価格は上昇)した。

 この日の新発10年債の終値利回りは、前日より0.010%低い0.395%だった。

米国でも金利は低下しつつある

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