中国国家エネルギー局の劉●・副局長はこのほど開催された第1回中国地熱フォーラムで、「1次エネルギー総消費量に占める非化石エネルギーの割合を、2020年までに15%にするならば、地熱エネルギーの利用量を年5000万トン(標準炭換算、以下同)にし、30年に20%にするならば地熱エネルギーの利用量を年1億トンにする必要がある」と指摘した。
中国の地熱資源の開発利用状況はいまだ研究段階で、13年の中国のエネルギー総消費量37億5000万トンのうち地熱エネルギーが占める割合はわずか約0.6%と国の計画目標を大きく下回る。
データによると世界の地下5キロ以内の地熱資源量は約4900兆トンで中国の地熱資源量はその6分の1を占める。中国の(地下200メートル以内の)浅い層の地熱資源量は年95億トンに相当、そのうち年3億5000万トンが利用可能で、利用すれば二酸化炭素(CO2)を5億トン削減できる。
(地下200メートル~3キロ以内の)やや深い層の地熱資源量は8530億トンに相当し年6億4000万トンが利用可能で、利用すれば13億トンのCO2が削減可能。(地下3~10キロに位置する)「高温岩帯」の地熱資源量は860兆トンだが、現在は研究段階にあるという。
中国工程院院士でもある国家地熱エネルギーセンター指導委員会の曹耀峰主任は「中国は地熱資源の直接利用量で長年にわたり世界首位だが、発電のための利用は18位だ」と語った。(経済参考報=中国新聞社)
●=王へんに奇