旧都知事公館、住友不動産が43億6800万円で落札

2014.12.24 15:47

 東京都は24日、渋谷区松濤(しょうとう)の高級住宅地にある旧知事公館の一般競争入札を行い、住友不動産(新宿区)が43億6800万円で落札した。都は最低価格を35億1千万円と設定したが、8億円上回る高値がついた。同社は「建物をどう扱うかも含め、用途についてはこれから検討したい」としている。

 入札は24日午前に実施。住友不動産と三菱地所レジデンス(千代田区)の2社が応札し、住友不動産が競り勝った。三菱地所レジデンスの入札額は40億3150万円だった。

 旧知事公館は、敷地面積約2220平方メートル(約671坪)。建物は鉄筋コンクリート製の地下1階、地上2階建てで延べ約1885平方メートル。住居部分と会議室などの公的部分があり、迎賓館としての役割も果たしていたが、石原慎太郎元知事が平成11年に公館として使わなくなったのをきっかけに空き家となり、都が売却先を探していた。

 売買契約は来年3月下旬までに行われる予定。住友不動産は「あれだけ希少性の高い場所で、あれだけの広さをもった土地は珍しく、(落札額は)妥当な金額と考えている。今後ふさわしい土地の利用法をじっくり検討したい」としている。

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