戦後70年談話「英知結集して書き込む」 安倍首相が年頭会見

2015.1.5 16:54

伊勢神宮の内宮を参拝後、記者会見に臨む安倍晋三首相=5日午後2時29分、三重県伊勢市の伊勢神宮(恵守乾撮影)

伊勢神宮の内宮を参拝後、記者会見に臨む安倍晋三首相=5日午後2時29分、三重県伊勢市の伊勢神宮(恵守乾撮影)【拡大】

  • 伊勢神宮の外宮の参拝に向かう安倍首相(右)=5日午後0時38分、三重県伊勢市
  • 伊勢神宮の外宮の参拝に向かう安倍首相(中央)=5日午後0時38分、三重県伊勢市
  • 記者会見に臨む安倍晋三首相=5日午後2時32分、三重県伊勢市の伊勢神宮(恵守乾撮影)

 安倍晋三首相は5日、三重県伊勢市で年頭の記者会見を行い、戦後70年の首相談話について「先の大戦への反省、戦後の平和国家としての歩み、アジア太平洋地域や世界にどのような貢献を果たしていくか、英知を結集して書き込みたい」と述べた。

 首相は談話について「積極的平和主義の旗のもと、世界の平和と安定にいっそう貢献する。その明確な意思を世界へ発信したい」と強調。一方で「歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継ぐ」とも語り、過去の植民地支配と侵略を認めた平成7年の村山談話などは継承する考えを重ねて示した。

 今月召集の通常国会については「改革断行国会としたい」と述べ、集団的自衛権の行使を容認する安全保障法制の整備などに取り組む考えを強調。「今年も経済最優先で取り組み、1人でも多くの人にアベノミクスの果実を味わってもらいたい」と語った。

 地方創生に関しては、名産品の開発や販路拡大を支援する関連法案を通常国会に提出する考えを表明。国家戦略特区の第二弾と位置付ける地方創生特区について「今春をめどに数カ所指定したい」と語った。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。