景気減速が続く中、2014年11月に中国人民銀行(中央銀行)は12年7月以来の利下げを行った(1年貸出基準金利6.0%→5.6%、同預金基準金利3.00%→2.75%)。同時に、金融自由化に向けた動きとして、預金金利の許容変動幅の上限を引き上げた(基準金利の1.1倍→1.2倍)。
従来は銀行に対して3%程度の利ざやが確保されていたが、金利の自由化に伴い徐々に縮小し、銀行間の競争が促されることになる。また、今後の銀行破綻に備え、最大50万元(約960万円)の預金を保護する預金保険制度の草案が14年11月30日に公表された。
このように、中国では金融自由化の進展に合わせた制度の整備が徐々に進んでいる。(編集協力=日本政策投資銀行)