20日の東京株式市場は大幅続伸した。日経平均株価の終値は、前日比352円01銭高の1万7366円30銭。終値としては1月5日(1万7408円71銭)以来の高値水準となった。また上げ幅352円は今年最大で、昨年12月19日以来、ほぼ1カ月ぶりの大きさ。
終日堅調。寄り付きは57円高だったが、徐々に値を上げ、午前終値は、251円高の1万7265円とした。午後も概ね右肩上がりの値動きが続き、午後2時すぎには上げ幅が300円を超え、1万7300円台に乗せた。そのまま上昇が続き、高値で取引を終了した。
前週は4営業日中3営業日が大幅値下がりとなったことで、前日に続いて買い戻しなど買いが膨らんだ。
東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比23.22ポイント高の1397.63。東証1部銘柄の9割近い1657が値上がり、ほぼ全面高となった。
主力株は大部分が値上がりした。ファナックが3.7%上げたほか、ファーストリテイリング、KDDI、トヨタ自動車が2%台後半の値上がり幅。NTTドコモとKDDIは昨年来高値を更新した。