マレーシアは燃料価格の下落などが要因で自動車販売が増加する見通しだ。米調査会社フロスト&サリバンは、今年のマレーシアの自動車販売台数が前年比3.2%増の68万5950台になると予想した。現地紙ニュー・ストレーツ・タイムズなどが報じた。
同社幹部は、昨年からの世界的な原油価格下落の影響でマレーシア国内でも燃料価格が低下するため、自動車の購買意欲が高まると指摘。「燃費効率に優れた小型車に人気が集まる」と予想した。
昨年のメーカー別シェアをみると、プロドゥアが33.1%、プロトンが20.1%と、これら地場2強が過半を占めた。プロドゥアは昨年9月発売の小型車「アジア」が販売好調を維持、プロトンも同12月に発売した小型車「アイリス」の販売を本格化させることから、今年もマレーシア市場は地場勢を中心にシェア争いが繰り広げられそうだ。
日系メーカーでは昨年、ホンダが前年の8.8%から13.0%、トヨタが10.6%から12.3%にシェアを伸ばした。フロスト&サリバンは、国外勢が現地生産を強化すれば、新車販売価格が低下し、さらに競争が活発化するとみている。