総務省が30日発表した2014年12月の全国消費者物価指数(10年=100)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.5%の上昇の103.2となり、19カ月連続でプラスとなった。ただ、原油価格の大幅な下落を受けて上昇幅は11月の2.7%から0.2ポイント縮小。4月の消費税率引き上げによる押し上げ分を除くと0.5%となり、上昇幅が1%を割るのは3カ月連続となった。食料品などが上昇したものの、ガソリンが1年7カ月ぶりに、灯油価格が2年4カ月ぶりに下落したことで上昇幅が抑えられた。
同時に発表した14年平均の指数は前年比2.6%上昇の102.7となり、2年連続でプラスとなった。上げ幅はバブル末期の1991年以来、23年ぶりの大きさとなった。昨年4月の消費税増税と円安に伴うガソリンなどエネルギー価格の上昇が影響した。総務省の試算では、消費税増税の押し上げ分(1.5%)を除くと1.1%の上昇になるという。
一方、総務省が同日発表した14年12月の2人以上世帯の家計調査によると、1世帯当たりの消費支出は33万2363円。物価変動を除いた実質で前年同月比3.4%減で、9カ月連続のマイナスだった。