EUとギリシャが対立、支援策めぐり溝埋まらず ユーロ圏財務相会合

2015.2.12 10:34

11日、ブリュッセルで、報道陣の取材に答えるユーロ圏財務相会合のデイセルブルム議長(ロイター)

11日、ブリュッセルで、報道陣の取材に答えるユーロ圏財務相会合のデイセルブルム議長(ロイター)【拡大】

 【ベルリン=宮下日出男】欧州連合(EU)は11日、ギリシャへの金融支援をめぐり、臨時のユーロ圏財務相会合をブリュッセルで開催した。財政緊縮策を伴う現行支援を拒否するギリシャと、継続を要求するユーロ圏側の溝は埋まらず、16日に予定されている次回財務相会合で協議を継続することになった。

 今回の会合には、反緊縮策推進を挙げ発足したギリシャの新政権が初参加。今後の交渉進展に向けた手順を示す共同声明の作成を目指したが、合意に達せず、双方の歩み寄りの難しさが浮き彫りになった。

 それでも、議長は「有益で、いくつかの進展があった」と述べた。ギリシャのバルファキス財務相も会合後に「非常に建設的な議論だった」と語った。

 ギリシャは新たな支援枠組みと、その実行までの「つなぎ措置」を求め、EU側は従来の枠組みの維持を主張したとみられる。英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)によると、共同声明をめぐっては、バルファキス氏が一度は同意したが、電話で相談したギリシャ政府側がこれを拒否したという。

 財政再建中のギリシャは3月にも資金繰りに窮すると懸念されている。

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