日経平均株価が一時1万8300円を超えたことを示す株価ボード=19日午前、東京・日本橋茅場町【拡大】
19日の東京株式市場は、日経平均株価が続伸。終値は前日比65円62銭高の1万8264円79銭となった。国内景気の回復期待や企業業績の改善から買いが優勢となり、「ITバブル」と呼ばれた時期の2000年5月以来、約14年9カ月ぶりの高値をつけた。
取引中には一時、07年2月につけた1万8300円39銭を超えた。円安傾向による輸出の改善や外国人観光客の増加を通じて企業業績が上向くとの期待が広がった。賃上げやそれに伴って個人消費が押し上げられるとの見方も買い注文を誘った。
また日銀など各国中央銀行が市場へ資金を大量供給する金融緩和政策を採用しており「緩和マネー」が株価を押し上げた。このほか、ギリシャの債務問題が進展するとの期待感が高まったことも買い材料となった。欧州景気が回復するとの見方が材料視された。
楽天証券経済研究所の土信田雅之シニアマーケットアナリストは「主力株を中心に、海外投資家の買いが増えている」と指摘した。