海洋産業付加価値7.7%増 14年115兆6800億円 GDPの9.4%

2015.5.5 05:00

中国沿海地区の「6大中心漁港」の一つ、江蘇省啓東市の呂四漁港(中国新聞社)

中国沿海地区の「6大中心漁港」の一つ、江蘇省啓東市の呂四漁港(中国新聞社)【拡大】

 中国国家海洋局はこのほど北京で、中国の2014年の海洋産業付加価値額(速報値)は、前年比7.7%増の5兆9936億元(約115兆6800億円)で、国内総生産(GDP)の9.4%を占めたことを明らかにした。全体的に安定成長を維持したという。

 同局の石青峰報道官によると、海洋産業付加価値額のうち第1次産業に分類されるのは5.4%、第2次産業は45.1%、第3次産業が49.5%だった。海洋産業に携わる人は、推計で3554万人だった。

 同局戦略計画・経済司の張占海・司長は「中国の海洋経済も“新常態(ニューノーマル)”に入っており、『一帯一路』(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)などの国家戦略に適合した新興産業やサービス業の発展を加速すべきだ」との考えを示した。

 また石報道官の説明によると、海洋漁業は全体として安定成長を維持し、付加価値額は前年比6.4%増の4293億元だった。そのうち近海漁業と海水養殖は着実に成長し、遠洋漁業は急成長している。

 戦略的新興産業でもある海洋生物医薬品産業は急成長が続き、12.1%増の258億元だった。

 海水利用産業は政府の一連の政策を受け、12.2%という高い伸び率となった。臨海観光産業も急成長を維持しており、クルーズ観光など新たな観光形態が急速に伸びている。

 ただ、海洋エネルギー産業は厳しい局面に立たされている。海洋での原油生産量は4614万トン、天然ガスは131億立方メートルに上り、増加を維持しているものの、国際原油価格の下落が続き、付加価値額は前年比5.9%減となった。

 海上輸送産業も不振が続き、わずかな成長にとどまった。

 地域別にみると、海洋産業付加価値額で首位に立ったのは環渤海地域で、全国値の37.0%に当たる2兆2152億元、前年より0.6ポイント拡大した。以下、長江デルタ地域、珠江デルタ地域と続いている。(中国新聞社)

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