日本企業がキューバに熱視線 進出ラッシュの可能性、医療機器など期待 (2/3ページ)

2015.6.1 06:44

 同経済懇話会の近藤智義会長は「医薬品や医療機器、再生可能エネルギー分野などで日本の技術が期待されている」とキューバでの商機をこう話す。日本貿易振興機構(ジェトロ)も、11月のハバナ国際見本市に7年ぶりに出展することを決めた。

 特に期待されているのが医療機器だ。JICAは今夏にも現地に医療機器調査団を派遣。来春にも同国で死亡率首位のがん治療の日本製内視鏡外科手術システムや検査機器を選定、同国の医療システム向上を目指す。

 キューバはベネズエラなど世界66カ国に5万人超の医師を派遣しており、有力な外貨獲得手段になっている。4月に首都ハバナで開催された「医療EXPO」にはアフターサービス拠点を持つオリンパスや島津製作所など日本企業約10社が参加。大手商社は「世界で活躍するキューバ人医師に医療機器を売り込めればその波及効果は大きい」と期待する。

将来は鉄道、港湾、空港のインフラ需要も期待できそうだ

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