全国農業協同組合中央会(JA全中)の万歳章会長(69)の辞任に伴う次期会長選の立候補の受け付けが4日、始まった。JA全中は立候補者数や氏名を受け付け締め切りの16日まで公表しない予定だが、すでにJA三重中央会の奥野長衛会長(68)やJA和歌山中央会の中家徹会長(現JA全中副会長)(65)が立候補を表明しており、10年ぶりに選挙戦が行われる見通しだ。
JA全中の一般社団法人化などを盛り込んだ農協改革関連法案の成立を控え、農産物に影響を与える環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉も大詰めを迎える中、農協の自己改革をどのように進めていくかが会長選の争点となりそうだ。
JAグループ内では、対立を避け、候補を一本化して無投票を目指す動きもあったが、一部から強く改革を求める声もあった。
万歳会長は4日の定例記者会見で、選挙戦について「(候補者は)透明性を持って頑張ってもらいたい」と述べた。