全国農業協同組合中央会(JA全中)は17日、万歳章会長の辞任に伴う次期会長選の立候補者を発表した。4~16日までの立候補者受付期間に、JA三重中央会の奥野長衛会長(68)と、JA全中副会長も務めるJA和歌山中央会の中家徹会長(65)の2人が立候補を表明。10年ぶりの会長選は一騎打ちとなる。両者ともすでに立候補表明に向けた会見を開いており、奥野氏はJA全中と地域農協との密接な関係が失われてきたことに触れ、「もっと意見を吸い上げ、農業の変化にふさわしい本来のJAの姿に変えていく必要がある」と強調。一方、中家氏は農協改革に関連し、「良い意味で危機感を持ち、職員の意識を変えていくことが大切だ」と訴えた。
23日に立候補者による所信説明会を開催し、7月2日まで地域農協の組合長や都道府県中央会会長ら約250人の代議員による投票を行う。8月11日の臨時総会で新体制が発足する。