シャープ株、一時2年7カ月ぶり安値の157円 終値も160円割る

2015.6.26 15:22

シャープの定時株主総会に向かう株主たち。総会では、怒りが収まらない株主の姿も=23日午前、大阪市西区(竹川禎一郎撮影)

シャープの定時株主総会に向かう株主たち。総会では、怒りが収まらない株主の姿も=23日午前、大阪市西区(竹川禎一郎撮影)【拡大】

 26日の東京株式市場で、シャープ株が一時前日終値比3円安の157円まで値下がりし、年初来安値を更新した。2012年11月中旬に152円をつけて以来、ほぼ2年7カ月ぶりの安値水準となった。

 終値も2円安の158円まで値を下げ、今年初めて終値で160円を割り込んだ。

 東京市場全体が軟調での取引が進むなか、大手銘柄も大半が値下がり。その中でも好材料が見当たらないシャープが引き続き売られた。23日に開いた株主総会でもネガティブな話が相次いだことで、24日には一時160円を割り込み159円まで値を下げたが、終値では160円台に戻していた。

 2012年11月13日に一時152円まで値下がりしたが、それ以来の安値となった。

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