今年4月、東京で行われた「アシュレイ・マディソン」のPRイベントでポーズをとる関係者(AP)【拡大】
【ワシントン=小雲規生】世界に3800万人以上の会員を抱える不倫交際目的のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「アシュレイ・マディソン」から、会員の個人情報がハッカー集団に盗まれた問題で、米メディアは19日、この個人情報がインターネット上で公開されたと一斉に報じた。
暴露された情報は、3600万人分以上とも伝えられ、会員の氏名、住所、メールアドレス、クレジットカード番号などが含まれている。
米メディアによると、メールアドレスのなかには米政府職員や軍関係者、英国の政治家に割り当てられたとみられるものも、多く含まれている。他人のアドレスが無断で使われている可能性もあるが、これらの会員情報が脅迫に使われる可能性も指摘されている。
アシュレイ・マディソンはカナダ企業が運営しており、「人生一度。不倫をしましょう」のキャッチフレーズで既婚者向けのサービスを提供。日本でも180万人以上が会員になっているとみられている。
情報を公開したハッカー集団は7月、会員の個人情報を盗み出したと公表。アシュレイ・マディソンや関連SNSの閉鎖を求めていた。