これに先立つ東京株式市場では、東証1部上場の99%の銘柄が下落し、トヨタ自動車や新日鉄住金といった主力銘柄が今年最安値を更新した。平均株価は1万8500円を割り込む場面もあり、下げ幅は一時900円を超えた。先週からの5営業日で下げ幅は2000円を超えた。
長期金利の指標である日本国債の新発10年債終値利回りは、前週末より0・005%低い0・345%だった。
株式市場は東京に続き、アジア各国・地域でも全面安の展開となった。
中国では、代表的な指数の上海総合指数が急落した。終値は前週末比8・49%安の3209・91となり、2月中旬以来、約半年ぶりの安値をつけた。香港ハンセン指数も5・16%下落した。