経団連は8日、2016年度税制改正に関する提言を発表した。法人税について実効税率の引き下げ幅を上乗せし。20%台へ引き下げるべきだとした。消費税は17年4月に予定通り税率を10%に引き上げることを求めた。
法人税の実効税率は15年度の税制大綱で、14年度の34.62%を、16年度に31.33%へ引き下げると同時に、財源を確保して、さらに引き下げ幅を上乗せすることが示されている。
加えて今年6月に閣議決定された骨太の方針・日本再興戦略改訂版でも、法人税改革の早期化が明記されていることから、1.33%分の引き下げの上乗せを求め、16年度で20%台を目指している。そのうえで早期のアジア近隣諸国並みの25%への引き下げを求めている。
消費税については、現在財務省が提案している「日本型軽減税率」案は、単一税率維持、複数税率の導入反対とする経団連の立場と合致するが、事務負担などの問題が残る中で、十分な調整が必要だとしている。