北京発の高速鉄道整備着々 130都市、半日で到達可能に (1/2ページ)

2015.10.1 05:00

北京西駅と南寧駅(広西チワン族自治区南寧市)を結ぶ高速鉄道の車両(中国新聞社)

北京西駅と南寧駅(広西チワン族自治区南寧市)を結ぶ高速鉄道の車両(中国新聞社)【拡大】

 高速鉄道網の整備が進む中国では、より多くの場所に短時間で移動することができるようになった。各旅行会社でも高速鉄道を利用したツアー商品が売り出されており、週末旅行も可能となっている。

 北京発の高速鉄道に乗車した場合、乗車時間が1時間以内で天津市、2時間以内で河北省秦皇島市の北戴河区、山東省済南市、泰安市、曲阜市、3~5時間以内で山東省青島市、江蘇省南京市、鎮江市、河南省洛陽市、5~6時間以内では陝西省西安市、湖北省武漢市、上海市、浙江省杭州市、江蘇省蘇州市などに到着可能だ。

 本紙(北京日報)記者の統計によると、現在、130以上の都市が北京から半日以内で到着可能となっており、2年前の53都市から大幅に拡大していることが分かる。こうした高速鉄道網の発達を受け、インターネット上では「2、3時間なら、渋滞時の北京三環路(都市環状道路)を1周するより早いので、市内で遊ぶより遠出した方がいい」といった声も上がっている。

 現在、中国の高速鉄道の営業距離は1万7000キロ超、投入されている車両の数は1900本余りで、世界首位だ。さらに西や南へ拡張を続けており、観光エリアまでの距離を縮め続けている。

 「中長期鉄道網計画(2008年調整)」では、20年までに全国に“4縦4横”の乗客輸送システムを完成させるとし、このうち3本を北京起点としている。また、時速200キロ以上の高速鉄道の建設総距離は1万8000キロを超える見通しで、世界の高速鉄道総距離の半分以上を占める計算になるという。

 高速鉄道旅行の主な客層は1980年以降に生まれた「80後」世代で、「新しい旅のスタイルが速い生活リズムで暮らす若者に合っていた」(旅行サイト、途牛旅游網の担当者)とみられている。

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