都内のガソリンスタンド。原油安でガソリン価格は下落傾向が続いている【拡大】
日銀は同日、個人の物価見通しも公表し、5年後の物価が「上がる」と回答した割合は前回(6月)より0.5ポイント低下した。
日銀は昨年10月末、「原油安で企業や家計のインフレ意識が低下するリスクを未然に防ぐ」という理由で追加緩和に踏み切ったが、現在も同じリスクを抱えているようにみえる。
SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミストは9月の企業短期経済観測調査(短観)が悪くなかったため金融政策を当面変更しないとみていた。だが、企業の物価見通しが軒並み下方修正されたことで、「『追加緩和100%なし』とは言えなくなった」と軌道修正。早ければ6、7日の金融政策決定会合で追加緩和に踏み切ると予想した。